2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

尖閣問題を始めとする東シナ海、南シナ海における中国の領海戦略とは何か

ニューズウィーク誌の記事 漁船を悪用する中国の狡猾 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト 上記の記事の中で秀逸な部分を抜き出したのが下記 中国政府がこうした漁船の行動に直接指示を出しているのかは定か­ではない。恐ら…

竹島の編入過程

竹島編入の過程1.島根県隠岐島民の中井養三郎は、その事業の安定を図るため、1904(明治37)年9月、内務・外務・農商務三大臣に対して「りやんこ島」(注:竹島の洋名「リアンク­ール島」の俗称)の領土編入及び10年間の貸し下げを願い出ました。 2.中井…

原発事故は歴代政府の責任こそ問われるべきだ

原発事故に関する東電の報告書に批判が集まっている。しかし、反省しなくてはならないのは歴代の政府だ。東電は認可を得て原発を推進した。700年か1000年に一度の津波を想定外としたことが問題化されるのはおかしい。問題化されるべきは政治や行政が…

日本は平和国家として義務を果たせるエネルギー政策をとるべきだ

地球の資源や食料、水、そして現代医療の恩恵は人類みんなで分け合うことが必要です。金の力や軍事力で奪い合う対象になってはいけません 化石燃料もトウモロコシや大豆もエイズ薬品も独占すべきではありません。先進国日本にはそれなりの責任があります。 …

9日号エコノミスト誌(英)(「空洞化する(日本産業)」):

9日号エコノミスト誌(英)(「空洞化する(日本産業)」): 日本の産業の空洞化が進んでいる。カリフォルニア大学サンディエゴ校のウルリケ・シェーデ教授によれば,日本産業全体の5分の1は既に海外にシフトしており,その割合は電子機器産業では30%を超…

正しないのにこぶしを振り上げる人たち・・・中韓が領土・歴史問題で強硬な理由

私がちょっと前に作った動画です。 あえて、ごちゃごちゃ言いません。 見れば分かります。ちょと動画の動きが鈍いところは許して下さい。

FBIとNSA (22)

「妻」と「娘」は8月9日の午前8時半に京都市左京区のホテルの前に呼んだ観光個人タクシーに乗りこんだ。運転手のほかに若くハンサムな中国語の通訳が付いている。 この通訳は20世紀初頭から存在する神戸の”元台湾系”貿易商社「中山日華親子商会」、現会社…

レッテル貼りは止めよう  洗脳の恐ろしさ

他人に売国奴とか左翼だとかレッテルを張る人がいます。 ある特定の発言や行動を具体的に批判するのではなく、「こういう発言をする人間は○○である」とレッテルを貼り、そこから思考をスタートさせる種類の人々のことです。レッテルを貼ることによって、物事…

FBIとNSA (21)

「料理長」とその家族が別れたのは8月8日の午後4時20分ごろである。 伊丹空港で「妻」と「娘」はタクシーを使い新大阪駅へ、「料理長」は羽田へ向かった。 その両方に情報機関関係者が張り付いている。 しかし、今回の追跡役はNSAでもなく、防衛省情報本部で…

親日国ブータンを知っていますか

[[]] ブータンと中国の関係北部国境で中華人民共和国と接していが、2011年時点において国交は樹立していない。1998年に、将来の国境画定まで、1959年以前の境界を尊重することに合意しているにもかかわらず、2000年代に入り、ブータン領域内において中国が道…

FBIとNSA (20)

日米挙げての大包囲網にも拘らず、8月4日、5日、6日と他の中国人観光客と一緒に行動する「料理長」は宮古島と多良間島の観光以外に何も行動を起こさなかったように思えた。 40代半ばの「料理長」には30代の「妻」と10歳ぐらいの「娘」が同行していた。 6日に…

FBIとNSA (19)

アメリカのNSAが動き出したのは「料理長」が8月4日に那覇空港に降り立ったことを確認したその日以降である。 つまり、8月4日午後4時52分。那覇空港の監視カメラが「料理長」を捕える。 その3分後にNSAから連絡を受けた在日米軍司令部から全ての在日米軍基地…

ロシア企業のシリアへの武器輸出が続いていることを知っていますか?

Human Rights Watch によると"Rosoboronexport" らロシア企業によるシリアへの武器輸出は現在も続いているということだ。Isolate Syria’s Arms Suppliers | Human Rights Watch SIPRI(Stockholm International Peace Research Institute)が、ロシアの企業か…

FBIとNSA (18)

「まず一番最初にこの事象に関心を持ったのは中国である」 と日米の情報関係者が知ったのは、8月4日に中国東方航空公司 MU287便で那覇空港に降り立った観光客の一団の中に中国人民解放軍総参謀部第二部第三処所属の通称「料理長」と呼ばれる幹部諜報員が紛…

FBIとNSA (17)

「後藤さん、中身を確かめますか」 とキャステラ。 「そうさせてもらいましょう」 と私は言い、部屋の入り口近くに立っているキャステラから手荷物を受け取るとパソコンを取りだし、あらためて部屋の奥隅の椅子に座り、それを起動させた。 社内ネットワーク…

パンチェン ラマ を知っていますか?

パンチェン・ラマは、チベット仏教ゲルク派においてダライ・ラマに次ぐ高位の化身ラマの称号である。無量光仏(阿弥陀如来に相当)の化身とされ、転生(生まれ変わり)によって後継者が定められる。ダライ・ラマ14世のインド亡命後も、パンチェン・ラマ10世は…

憲法改正論議に内閣不信任の条件も含めるべきだ。

現在の憲法改正論議に内閣の独立性や不信任方法、拒否権、解散権といった論議が無いのは寂しい限りだ。現在の法律では内閣不信任案は衆議院の過半数で成立するが、このことが日本の政治をいつも政局中心にして、討論よりも数の論理という風潮を助長している…

ちょっとお休み

今までのお話 主人公がロスアンゼルス国際空港(LAX)に降り立つ。登場口から税関前に物々しい武装警官が待機している。何があったかいぶかる主人公。税関に向かおうと通路を歩いていると、後方から名前を呼ばれ、いきなり2人の背広の男たちに両脇を挟まれ連…

FBIとNSA (16)

「薄田です」 と携帯の小さなスピーカーの穴が叫んだ。 「後藤です。薄田さん、あなたのところに大野君の件は連絡が入っていますか」 薄田は私と同期の人事課長だ。あまり面と向かっては「薄田さん」とは呼ばないのだが、なぜだか、この場合のこの電話では「…

原発放射線の実体とデマ

新聞に「私たちだけだったら、放射能は気にならないから住み続けることができる。でもやがて生まれる孫が私たちを訪ねて来れなくなる」と福島を離れる理由が書いてあった。新聞は住民の気持ちを伝えるのも大事だが、事実として乳幼児が暮らしても問題ないと…

FBIとNSA (15)

「後藤さん、まずはこれをお返しします」 ダールと紹介された男が私のパスポートと携帯をテーブルに置いた。 「パソコンはどうした。奴らはパソコンも持って行ったぞ」 「貴方の手荷物の中に戻っています。 我々FBIは貴方のプライバシーとあなたの会社の機密…

FBIとNSA (14)

私は手荷物も携帯も奪われ、ソファーとテーブルだけの部屋に残され、じっと座っていることもできず立ち上がっては部屋を歩き回っていた。 幸い、腕時計は付けたままだ。だからどうだと言うのだ。時間だけを、腕時計の針だけを、時々見ることが今の私にできる…

あなたに、こんなことが起きませんように

これは私の友達がfacebookでシェアした写真です。 キャプションは Don't let it happen to you! どうやったらこうなるのでしょうね。

フライングフォートレス (13)

「本日は、あらかじめ我が社で作ったソフトウェアをゲームの本体側にインプットしてありますので、それを使ったデモを行います。 なお、ゲームソフト戦略については、後日ゲームソフト担当の窓口となっている加藤から、報告を兼ねてあらためて発表の機会があ…

放射線についてのQ&A −基礎編−

簡単で、解りやすいので紹介します。 原子力産業協会、通称:原産協 の作った動画です。 推進派が作ったものなど信用できないという方もいらっしゃるでしょうが、中身は科学的なもので政治的なものではありません。安心してお子さんと一緒にご覧いただけるも…