日本海海戦の終結

1905年の本日5月28日は日本海海戦において日本がバルチック艦隊に大勝利を収めた日です。
司馬遼太郎さんが「坂の上の雲」の「鬱陵島」の段でこう書いています。

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砲弾と魚雷とスクリューにかき回されたこの海域において、二十七日とその夜、そして、二十八日にかけて、無数の有りうべき現実群が発生した。（中略）
しかし主決戦の翌二十八日において起こった以下の事象ばかりは神と悪魔が合作しても起こりうべからざる運命的事件だったかもしれない
日本海という広大な洋上において、ロシア側の主将のロジェストウェンスキーとその幕僚が全部捕虜になったのである。海戦史上、類の無いことであった。
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駆逐艦ベドーウィに旗艦スワロフから移っていたバルチック艦隊提督ロジェストウェンスキー中将は、３０５トンの小さな日本の駆逐艦漣（さざなみ）に降伏の意思を示し、佐世保まで曳航されます。漣の艦長は相羽恒三少佐でした。

新興国日本が大国ロシアの虎口を逃れた記念すべき日ですね。
ちなみに戦前は海軍記念日が設けられており、５月２７日でした。昨日ですね。