昔、フィンランドの友人とアドミラルと言うビールでthe Battle of Tsushima を肴に盛り上がったことがあります。
本日はその海戦が始まった日です。
「敵艦隊見ユトノ警報ニ接シ聯合艦隊ハ直チニ出動、コレヲ撃滅セントス。本日天気晴朗ナレドモ浪高シ」
「皇国ノ興廃、コノ一戦ニ在リ。各員一層奮励努力セヨ」
の有名な電文は1905年の本日の未明から早朝にかけて発せられたのです。
日本人は忘れてしまった人が多いですが、北欧、東欧の教養人たちは東郷元帥と連合艦隊のことを良く知っています。その他の地域でもネルソン提督と東郷元帥は、世界史を勉強した人なら誰でも知っています。
おそらく、アジアの国々でも、一部の国を除いて、良く知られていることでしょう。
それほど、インパクトが大きかったのです。
負けたロシア人も（政府はだめですが）日本人が好きな人間が多く、詳しい人がいます。
海外で仕事をする方は、ぜひ、詳細をお話しできるくらい勉強して措いていただきたいものです。それが、日本に誇りを持っている日本の教養人の証です。
日本人から日本海海戦を「知らない」の一言で片づけられたとしたら、貴方の相手をする外国人はショックで貴方を軽蔑するでしょう。日本に対するイメージが総崩れです。
日本がどのように世界に認知されていったかを知らないと、たとえ、流暢に外国語を話せたとしても軽蔑されるだけです。
歴史と日本の伝統、文化については勉強しておきましょう
