大和魂(やまとだましい)

大和魂


「なほ、才をもととしてこそ、大和魂の世に用ゐらるる方も強うはべらめ」源氏物語 乙女


才とは漢才とも表現される輸入品の知恵の事だ。「合理的な外国の知識は基本としても」と言う意味を言っていることだろう。
次の部分は、「やまとごころ」つまり「日本風なるものの捉え方や感じ方、それに基づく身や言葉の処し方、使い方というものは非常に重要である。そう自覚しなさい」と言っていると解釈されている。

「合理的な外国の知識は基本としても、やまとごころ、つまり日本風なるものの捉え方や感じ方、それに基づく身や言葉の処し方、使い方というものは非常に重要です。そう自覚しなさい」
と言う意味だ。


私は「大和」という言葉は「倭」という言葉と同じで、「自分たちの」「我々の」という意味を持っていることを、最近知るようになった。

だから、
「合理的な外国の知識は基本としても、そんな才というものだけで考えるのではなくて、日本人として自分の心や感性で感じられるものがあるでしょう、それに基づく身や言葉の処し方、使い方というものが重要なんですよ。そう自覚しなさい」

つまり
「考えるだけじゃない。感じるんだ。それが重要なんだ」
と言う意味が入っていると分かる。


ブルースリーだね。