ちょっとお休み

今までのお話

主人公がロスアンゼルス国際空港(LAX)に降り立つ。登場口から税関前に物々しい武装警官が待機している。何があったかいぶかる主人公。税関に向かおうと通路を歩いていると、後方から名前を呼ばれ、いきなり2人の背広の男たちに両脇を挟まれ連行される。何があったか、どうするつもりだと大声を上げようとしたが、あなたが狙われています。静かに敏速に行動願いますと言われ、そのまま、一室に連れて行かれる。そこには2人の男がいる。アメリカの政府職員と名乗る2人は主人公のことを公私共よく知っているようだ。携帯とパソコンが入った手荷物、パスポートを没収しようとする。要求内容は身に危険があるので保護すると言うことだが、保護するためにある秘密を明かせという。

 

その秘密とは主人公が開発したゲーム機器の保護状態に関するものだった。主人公は企業秘密であるため言えないと断るが、2人の男たちは脅迫まがいの脅しをかけてくる。

彼ら二人はCIAに属するエージェントらしい。

しかし、何か事情が急変したらしく、その二人は何も告げずに慌ただしく部屋を出ていく。

 

さらに数分後、ドアをチェックすると鍵がかかっていて、主人公は閉じ込められたことに気づく。

なかにある電話で外部と連絡を取ろうとしても繋がらない。何が起こっているか分からぬ主人公。

 

1時間後、先ほどと異なる4人が入室する。彼らは自分たちの身分をそれぞれFBI国家安全保障局NSA)日本の外交官と明かし、身分証を提示。今度は先ほどとは一転し、丁寧な扱いで彼らの説明が始まる。

 

 

今までの主な登場人物と注釈

後藤基次・・・・・・私。豊臣精密工業と言う会社で新規事業(ゲーム)の技術部課長。

豊臣英次・・・・・豊臣精密工業の2代目社長。

大野治長・・・・・・私の部下。物語登場時には既に故人という気の毒な設定。

前田俊樹・・・・・・私の上司。新規事業本部長

真田幸男・・・・・・私の直属の上司。新製品開発部長

薄田人事課長・・・・・・私の同期。

ギルバート・モデストロ・・・・・・米国中央情報局極東アジア経済担当。日本語の達人。

ジェフリー・ホラー・・・・・モデストロの上司。かなり流暢な日本語を使う。

 佐藤領事官補・・・・・・日本の若手外交官 使い走りをさせられたようだ。

ジェリー・ダール・・・・・・連邦捜査局 FBI 高官らしい

ハーブ・キャスチラ・・・・・・連邦捜査局 FBI スペシャルエージェント?

ハリー・ブライトマン・・・・・・国家安全保障局 NSA 日本語が解るらしい。

 ファイル:National Security Agency.svgファイル:CSS logo.png

LAX・・・・・・ロスアンゼルス国際空港

豊臣精密工業株式会社・・・・・・私の会社。名前の通り精密機械を得意としている。

フライングフォートレス・・・・・・豊臣精密工業の新規事業で開発したゲームらしい。

ディスク・・・・・・フライングフォートレスの主要コンポーネント。空を飛ぶ。