コーヒー200杯飲むと致死量に達する。目覚ましドリンクは5.1本で急性中毒に!

コーヒーをどのくらい飲むと危険か計算してみた。

一般的な成人では、1時間以内に 6.5 mg/kg 以上のカフェインを摂取した場合は約半数が、3時間以内に 17 mg/kg 以上のカフェインを摂取した場合はすべての場合に急性症状を発症する。後者の場合、重症になる確率が高い。神経圧迫による視覚異常や聴覚異常は確認されている。

カフェインが体内から分解、代謝され、効力を失えば症状は改善する。カフェインを分解する酵素(CYP1A2やモノアミン酸化酵素)を阻害する薬物などと併用した場合、カフェインの代謝が遅れ、症状が長引いたり悪化することがある。また、200 mg/kg 以上摂取した場合は最悪、死に至る可能性がある。
中毒症状発現量と致死量の差が狭く、生物に対する毒性は強い。(以上はWikipediaから抜き出した情報)


コーヒー100mlには約60mgのカフェインが含まれている
http://coffee.ajca.or.jp/webmagazine/library/caffeine)のだそうだ。つまり、0.06%だ。
LD-50、半数が死ぬ値(致死量)とされる200mg/kgに達するには、人間(60kg)として、200X60=12,000mgのカフェインが必要だから、100mlのコーヒーを12,000÷60mg=200杯を(分解・代謝・排出させないで)飲めば致死量に達することになる。

200杯をどのくらいの時間で(分解・代謝・排出させないで)飲めるかは見当もつかない。
試す気もないが、何にしても、食べ過ぎ飲みすぎは全て毒だろうね。


ちなみに、約半数の人が急性症状を発する1時間以内に6.5mg/kgは、
6.5X60=390mg 390÷60mg=6.5杯 ということで 体重60kgの人が1時間に 6.5杯のコーヒーを飲む量に匹敵する。
同様に、全ての人が急性症状を発する3時間以内に 17 mg/kg 以上のカフェインとは、17X60=1,020mg 1,020÷60=17杯 ということで 体重60kgの人が3時間に 17杯のコーヒーを飲む量に匹敵する。

この計算を応用すると
眠眠打破】 カフェイン50ml (常盤)だと、3時間以内に
1,020÷50=20.4本  で急性中毒を起こし、
【めざまし太郎】 カフェイン200mg(ユウキ)だと、3時間以内に
1,020mg÷200=5.1本 で急性中毒を起こすことになる。