福島の放射線で実際に起きたこと
いったい何故なんだ?小手先のごまかしだ。
安全対策は福島以前からもしてあり、福島以後は福島規模の地震と各地で想定される津波に耐える対策を取ることにした。そして、一番問題であった無停電時対策も行うこととした。
それなのになぜ、安全対策が不十分と言う人間が存在するのだろう。
絶対安全が必要なら、車も飛行機も薬も、医療だって存在できない。
現代文明などあり得ない。
福島の事故で実際に起きた被害は何だったのか?
津波や地震で被災し、救助を待っていたであろう多くの人々を、被曝を過大に恐れたために救い出しに行けなかった。
牛乳が放射能で汚染され、処分された。
畜産動物の肉が放射能で汚染し、または汚染されたとされ、屠殺された。
魚が放射能で汚染されたとされ、出漁できなくなった。または風評のため売れなくなった。
放射能が子供に影響があるとされ、子供が外で遊べなくなった。
自己の意思に反し、放射能で無理やり避難させられた。
放射能を避けると言う名目の避難によりストレスで自殺者や病気を悪化させる人が出た。
政府とマスコミの無知による恐怖が風評を呼び風評が恐怖を呼んだ。
まだまだ、いっぱいあると思います。被災者の皆様には大変困難な時期が続いていてお気の毒でかける言葉すらありません。
ただ、放射能の影響で死んだり致命的な傷害を負ったりした人はいない。放射性物質の量と放射線量が低いからだ。国連の科学委員会やMIT他の研究機関、低放射線医学の専門家等が既に色々な場所で様々な機会を捉えて説明しているように、今回の事故の放射線レベルは極めて低いもので、通常の生活が可能なのだ。
政府とマスコミの無知で恐怖を煽られてしまった方々は、本当に気の毒である。
いま、恐れなければならないのは放射能でも放射線でもなく、ストレスと電力不足である。
被災者の生活を立て直し、日本経済を立て直し、津波対策や地震対策を進めるためにも原発の再稼働は必要です。1人も死ななかった事故を過大評価し、今すぐ必要な津波対策や地震対策、被災者の生活再建を後回しにする論理が理解できない。
おかしな言い方で、不謹慎かもしれないが、
「福島程度の事故であれば人は死なないし、通常の生活ができる」
と福島の放射線のおかげで解った、と言えるのではないか?!
「化学プラントの爆発の方がよほど危険である」
と3年先には誰もが思っているに違いない。