2012-06-03から1日間の記事一覧

FBIとNSA (16)

「薄田です」 と携帯の小さなスピーカーの穴が叫んだ。 「後藤です。薄田さん、あなたのところに大野君の件は連絡が入っていますか」 薄田は私と同期の人事課長だ。あまり面と向かっては「薄田さん」とは呼ばないのだが、なぜだか、この場合のこの電話では「…

原発放射線の実体とデマ

新聞に「私たちだけだったら、放射能は気にならないから住み続けることができる。でもやがて生まれる孫が私たちを訪ねて来れなくなる」と福島を離れる理由が書いてあった。新聞は住民の気持ちを伝えるのも大事だが、事実として乳幼児が暮らしても問題ないと…